百合子の秘め事-イクのが止まらない……初めての生セックス

明日は寺田さんに会える日です。
明日、生でセックスする。
そう考えただけで胸がドキドキして、お股がじんじんしてきちゃいます。
「百合子ちゃん、大丈夫?」
「あ、はい!すいません……」
明日香さんに声をかけられて、私はちょっと驚いてしまいました。
今日は何回こんなことがあったでしょう……
いくら寺田さんに会うのが楽しみだからって、浮かれすぎです。
お客様と接している時は上の空にならないように頑張っているのですが、その合間についつい思い浮かんでしまうのでした。
今の私、かなり色ボケしているのかも知れません。
ピルを飲み始めてからもう大丈夫だろうという日数の経過が、もうすぐ寺田さんに会えるんだというのと合わせてこんなに気分にも影響してしまうなんて。
「いいよいいよ、お客さんの前ではミスったりとかしてないしね。それより今日はそろそろ上がりで、明日彼氏とデートなんでしょ?」
「はい。あ、彼氏じゃあ、まだないんですけど……」
「おー、そうかそうか。じゃあ上手くいくように、お姉さんが百合子ちゃんに似合うメイクのし方とか教えちゃおっかなぁ」
そう言いながら、明日香さんは私をメイクルームに連れていって、私の顔に合うお化粧を教えてくれました。
今までのお化粧は見よう見真似だったり、雑誌を見て覚えたようなものだったりしたので、こうして人にちゃんと教えて貰うのは初めてです。
「百合子ちゃんは目鼻立ちがはっきりしてるから、ちょっと足してあげるくらいで充分なんだけど……ここをこんな感じにするともっと可愛くなるよ」
鏡に映っている私の顔が、目に見えて違って見えました。
確かに、今までよりも可愛いというかちょっと美人になれたかも?
「すごい……!流石モデルさん」
「あっはは、あたしもまだ勉強中だけどね。これくらいならいくらでも教えたげるよ」
「再現できるように沢山練習してみます」
「さっきも言ったけど、百合子ちゃん元々の顔立ちがいいからさ。そんな難しくないからすぐ慣れるよ」
明日上手くできるように、頑張ってお化粧しなくちゃ。
寺田さん、可愛いって思ってくれるかなぁ?

「あれ、ちょっとお化粧のし方変えた?」
「あ、はい」
ほんのちょっとの違いの筈なのに、寺田さんはすぐ気づいてくれました。
こういう細やかなところに気がついたり、共感する力が強かったり、寺田さんって男性にしては繊細な方なのかな?
「やっぱり。いつもより可愛いなと思ったけど髪型じゃないみたいだしと思って」
「ラウンジの先輩に教えて貰ったんです」
「そうなんだ。先輩たちとも仲良くできてるなら安心だよ」
「はい、皆さんいい人たちで……」
会話を弾ませながら、今日の食事に向かいます。
いつもの定番のひとつになっている小さなレストランで、シーフードが美味しいので私もお気に入りのお店なんです。
寺田さんが連れて行ってくれるところはどこも外れがないのですが、ここのお料理は味付けも特に好きでした。
今日のおすすめは魚介たっぷりのトマトパスタで、イカやエビ、貝柱などが惜しみなく使われていました。
具材の量も沢山ですが、魚介のうま味が出ているソースがすごく美味しくて。
食べているところを寺田さんににこにこと見られているのがいつものことになってしまっていますが、やっぱり夢中で食べちゃいました。
「そうそう、百合子ちゃんにこれを渡そうと思ってたんだ」
食後のコーヒーが運ばれてきた後、寺田さんが鞄から細長い箱を取り出して私に渡しました。
「ありがとうございます、これは?」
「よかったら開けてみて」
寺田さんに促されて、私はリボンとラッピングを解いて箱を開けてみました。
中に入っていたのは、綺麗な色合いの万年筆でした。
「無事に進級できるってこの間言っていたから、お祝いにと思って」
「そんな……私、いつも寺田さんに貰ってばかりなのに」
学生にはいいプレゼントなのだと思いますが、万年筆ってちゃんとしたものは結構なお値段がする筈です。
それだけでなく、私の好きそうな色合いのものを考えて選んでくれたのかなと思うと胸が熱く、詰まったようになってしまいました。
「ありがとうございます……大事にします」
箱ごと万年筆をぎゅっと握り締めて、私は寺田さんにもう一度お礼を言いました。
これを使って勉強したら、離れていても彼が傍にいてくれるような気がする……大変なことがあっても、この万年筆が励ましてくれるかも知れない、そう思えました。

私、これから生でエッチするんだ。
寺田さんと生セックスするんだ。
ホテルのエレベーターの中で改めてそう思って、肩に力が入っていました。
ピルを飲んでいるから99%以上、子供ができる心配はない。
それなのに、本当にしてしまっていいのかという思いと、したくてたまらないという気持ちがせめぎ合って胸がざわざわしていました。
その時、隣に立っていた寺田さんがさり気なくぽんと背中を撫でてくれました。
あ、大丈夫だ。
私が望んでいる行為がどんなことでも、この人は肯定して受け入れてくれているんだと感じて、落ち着きを取り戻しました。
エレベーターは目的の階に着いて、扉が開きます。
もう夜なのに、私の今日はここから始まるんだというような、そんな感じがしました。

部屋でシャワーを浴びて部屋で寺田さんがお風呂から上がるのを待つ間も、膝をもじもじ擦り合わせてしまいました。
バスローブの下、私のお股はもうじわっと濡れ始めていて……コンドームを着けない生のおちんちんを入れて貰えるのをずっと待ち侘びています。
「お待たせ」
そう言ってバスルームから出てきた寺田さんをベッドから立ち上がって出迎え、近づいて来たところに思わず抱きつきました。
「はは、今日は積極的だね」
軽く笑って、寺田さんは抱き締め返してくれます。
私は頬も首から下も熱くなるのを感じました。
「お股が……熱くて……」
はしたないと思いながらも、寺田さんの手を握ってバスローブ越しに私の恥丘に導きます。
「今日を待ち遠しく思っていたのかい?」
そう尋ねながら、タオル地を挟んで寺田さんの手が私のお股や足の付け根を撫で回してきて、私はそれだけで甘い溜息が出てしまいました。
こんなに明け透けに自分のいやらしい部分を曝け出して、とっても恥ずかしい。
それでも頷いて、私はもっと股の間を触って貰えるように手を引きました。
「はい……そのままの寺田さんを、早く感じたくて……」
「こんなに求めて貰えるなんて、本当に男冥利に尽きるよ」
微笑んだ寺田さんの吐息が唇にかかって、柔らかい唇同士が重なります。
同時にバスローブ越しにクリトリスに触れられて、ピクンと身体が跳ねました。
深く唇を重ねて舌を絡め合いながら、背中に回った寺田さんのもう一方の手が私のおっぱいを揉みしだいてきます。
おっぱいを愛撫されながらおまんこを弄られると、余計に快感が鋭くなるように感じます。
私はピクンピクンと背を反らしながら、その感覚に溺れていきました。
ああ、私立ったままで、おまんこの中に指を入れられてる……。
ナカに挿入された指はゆるゆるとピストンしながら、外のクリトリスと一緒にGスポットを刺激してきます。
おっぱいも弄られているのに、そんなに沢山……
すぐにも登り詰めてしまいそうになってお腹に力が入り、私の身体はピクピクとか細く震え続けました。
足腰が立たなくなってきて寺田さんに凭れ掛かってしまいます。
そんな私を力強く支えたまま、寺田さんは乳首を摘まんで転がし、何度もクリトリスとGスポットを擦り上げました。
「ぅんんっ、はあぁぁっ……!」
とうとう全身を反らして強く痙攣した私の身体から、ガクンと力が抜けてしまい寺田さんに抱き留められました。
逞しい腕……ずっとこうして包まれていたい。
絶頂の余韻とうっとりした感覚の中にいる間に、私の身体からはバスローブが剥ぎ取られ、ベッドに横たえられていました。
同じように裸になった寺田さんが、私の足を大きく開かせてきます。
全開に曝したおまんこの前に、何も着けていない勃起したおちんちんが向かい合っていました。
「今から生で挿れるよ」
あのガチガチに反り返った逞しいおちんちんが、生のまま……
私の目は距離の近い生のおちんちんとおまんこに釘付けになっていて、寺田さんの声も遠く感じました。
熱い手に膝の裏を抱えられて、大きく膨れた亀頭が濡れ濡れのおまんこの入り口に宛がわれます。
「ああっ……」
思わず嬌声とも溜息ともつかない声が漏れました。
ずぬぬ、と入り口の濡れた肉を掻き分けて入ってきただけで、もうコンドームを着けていた時と全然違う感覚に襲われます。
気持ちいい!
生のおちんちんは、コンドームに包まれているのとは比べ物にならないくらい気持ちいい!
「あぁぁっ、これが、生……っ!」
「ああ、生で挿入ってるよ。百合子ちゃんのおまんこに、僕の生チンポが挿入ってるよ!」
そう言いながら、寺田さんが腰を打ちつけてくるのが快感に拍車をかけます。
「あぁっ!あぁぁっ!気持ちいい、生、気持ちいいですぅ……っ!」
あっという間に目の前が白くなるくらい昂って、自分のナカが信じられないくらいうねっているのを感じました。
ああもうダメ、こんな気持ちいいの、すぐイッちゃう!
「あああぁぁ、あぁぁ、うぅぅんんんっ!イッ、イクぅ、イクッ。あぅぅぅんっっっ!」
今までに出したこともないような声を上げて、私はイッていました。
イッた感覚が治まりかけてもまたGスポットを擦り上げられてまたイッて、生おちんちんでイクのが止まりません。
「ああぁぅぅ、すごい、すごいっ……イクッ、またイクッ……!とまんないよぉ……っ!っぅんんんんっ!」
「すごいね、こんなに早く、何回もイッてるの。生のチンポがそんなに気持ちいいの?」
「あうぅぅん、気持ちいい、生のおちんぽ、気持ちいいれすぅぅぅっ!」
イキまくりながら、私は耳の側で囁かれた言葉をなぞるように口走っていました。
でもまだ奥が……私の一番気持ちよくて弱い場所が切なく疼いています。
早く生おちんちんで突いて捏ね回して欲しいと、泣いているようでした。
「まだ百合子ちゃんの大好きなポルチオは殆ど触ってないのに、そっちでイッたらどうなっちゃうのかな?」
「はあぁぁぁっ……ポルチオぉ、ほしい、ほしいれすぅっっっ!」
欲しいと感じていたところにそう言われて、はしたなくお尻を振りながら強請ってしまいました。
「大丈夫、百合子ちゃんは素直ないい子だから、ポルチオもちゃんと気持ちよくしてあげるからね」
寺田さんの熱を帯びた囁き声に、私の奥が痛いくらいにうずうずしていました。
ずるりと腰を引かれた時あぁ、来るんだと感じました。
何も着けていない剥き出しのおちんちんが奥に、ポルチオ目掛けて来る!と。

 

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