百合子の秘め事-黒い下着で

紹介して貰ったラウンジでのお仕事をやっていけそうだと報告して、お礼も兼ねて寺田さんと会うことになりました。
お礼と言っても、私が何かをあげたりしてあげられることなんてあまりないんですが。
丁度生理も明けたので……またエッチなことができるのだと、どうしても期待してしまいます。
まだピルは飲み始めたばかりだから、コンドームなしで生セックスをするのはお預けですが、それでも寺田さんと会えるというだけでも楽しみでなかなか眠れなくなってしまうんだから、私って子供みたいだなと苦笑していました。
そういえばピルを飲むのに際して知ったことなのですが、ピルを飲んだからといって生理がなくなる訳ではないようです。
ただ、軽くなったり周期が安定しやすくなるみたいなので、元々生理があまり重くない私でも避妊以外の恩恵はありそうでした。
女性は毎月一週間程度は生理でエッチできない日があるから、そういう部分では男性が羨ましいなと思ってしまいます。
色々と煩わしいことも多いですし。

それはそれとして、今日は表面上のお洒落以外にも意識していてちょっとドキドキしてしまう部分がありました。
ラウンジでの仕事を始めてから寺田さんに会うまでに数日あったのですが、その間に新しい下着を買う機会があったので、思い切っていつもと違うものも買ってみたんです。
普段の私は白やピンク、ベージュ系の可愛い感じか目立たないいかにもインナーという感じの下着が多かったのですが、一式だけ黒い下着を買ったのです。
そこまで大胆なデザインではないですが、レースがあしらわれていて色のせいかなんとなくセクシーな雰囲気の……服を脱いでこれを着ていたら、寺田さんはどんな顔をするだろうなと思いながら選んだのです。
私とエッチなこともしてくれる間柄だけど、年の差のせいかどうも寺田さんは私のことをまだ妹や親戚の女の子くらいの距離感で見ているような気がするんです。
保護者目線というか……
だから、私もこういう下着を着られるある程度大人の女なんだぞというのも見せたくて。
そりゃあ、美奈子さんやラウンジのキャストさんたちのような、大人の色気はないでしょうけど。

今日もいつも通りにご飯を一緒に食べて、ホテルに行きます。
「あまり変わり映えしないお店でごめんね」
「全然!美味しいし雰囲気も素敵だから、私は好きですよ。今は営業していてくれるだけでもありがたいですし……」
ご時勢もあって連れて行ってくれる食事の場が決まった感じになっていることを寺田さんは申し訳なさそうにしていますが、私は気にしていません。
いいお店は何回行ってもいいものだし、違うメニューも試せるし。
そもそも奢って貰っているんだから、文句を言うのはお門違いです。
ホテルの部屋に入ってまずお風呂にというタイミングで、私は切り出しました。
「今日はお風呂に入ってきたので……そのまま、大丈夫です」
寺田さんはまだ私の意図するところに気付いていないのか、不思議そうな顔をしていましたが私は言いながらちょっと恥ずかしくなってしまいました。
「じゃあ、僕だけ入ってくればいいかな」
「あ、それも大丈夫です……その、寺田さんが嫌じゃなければ」
「百合子ちゃんは嫌じゃないの?」
そう聞かれて私は頷きました。
寺田さん、自分ではおじさん臭いみたいに思っているみたいだけど、全然そんな感じしないしいつもいい匂いだから。
「そうか、それなら……いつもと少し違うから、なんだか緊張するね」
眉を下げて笑う様子に、彼も緊張することがあるんだなぁと思いました。
いつも通り優しいキスから始まって、私が絡んでくる舌に夢中になっている間に寺田さんの手が少しずつ私の服を脱がしていきます。
「百合子ちゃん、これ……」
私が黒いブラを付けていることに気づいた寺田さんに、私はまた頷きました。
「この間下着を買った時、寺田さんこういうの好きかなって……」
「僕のために?」
密着している寺田さんの股間の辺りが熱く硬くなっているのを感じます。
やっぱりセクシーな下着の方が興奮するのかな?
私の服を脱がした寺田さんは、下着はそのまま私をベッドに寝かせて覆い被さってきました。
寺田さんは殆ど服を着たままだから、いつもと違って私もなんだか興奮しちゃいます。
ブラの上からおっぱいを揉まれ、ブラの下に手を入れて、上にずらして……沢山優しくおっぱいと乳首を愛撫されて、甘い溜息がいっぱい出ちゃいました。
私のお腹や太腿に当たっているズボン越しのおちんちんもカチカチで、早くこれを入れて奥を突いて欲しいっておまんこが疼いていました。
でも寺田さんは私を焦らすように、もっと快感を高めるように色んなところを愛撫しながらやっとパンツを脱がすところまで辿り着きます。
もう待ちきれなくて、私のおまんこは濡れ濡れになっていました。
黒い下着に愛液のシミができているのが見えて、とっても恥ずかしいです。
「こんなに濡らして……待ちきれなかった?」
「はい……寺田さんに、いっぱいここを触って欲しくて……あぁっ!」
クリトリスやおまんこの表面をそっと撫でられただけで、ビリビリと快感が走ります。
早くその熱くてビンビンなおちんちんを入れて欲しいけど、指でクリトリスやGスポットを愛撫されるのも気持ちよくて、私は何回もイッちゃいました。
その間に愛液がどんどん溢れて、寺田さんが指を出し入れする度にぐちゅぐちゅと音がして恥ずかしい。
何回もイッてるのに、おまんこはもっと触って、気持ちよくして!って寺田さんの指をキュンキュン締めつけていました。
私を何度も絶頂させた手が離れて息も絶え絶えになっていると、寺田さんがズボンのジッパーを降ろしておちんちんを取り出します。
服越しに感じた硬さそのままに、ギンギンに昂って反り返っている逞しいおちんちんを。
私は思わず息を呑んで、激しく勃起したおちんちんがコンドームに包まれておまんこの入り口に宛がわれるのを見守っていました。
「あぁぁ、すごいっ……!」
いつもは射精間際に感じる大きく膨れた感じが、始めから私の膣口を抉ってきます。
もうそれだけで仰け反りながら、ごりごりと天井を強く擦るように前後する亀頭の大きさを感じていました。
瞼の裏側で白い火花がパチパチと弾けます。
「あぁん、はあぁぁんっ、ダメ、もうイッちゃう!」
まだ何往復もピストンしていないのに、私の身体は登り詰めてしまいました。
私の身体のビクビクが治まってくるのを待って、寺田さんはまたすごい腰遣いで責めてきます。
Gスポットで何度かイカされてから、満を持したように奥におちんちんが押し込まれて、私の身体は歓喜に満ち溢れました。
「あぁっ、そこぉ、奥、奥もっとしてぇ……!」
力強いおちんちんにポルチオを捏ね回されて、浮いた腰がビクンビクン跳ね回ります。
段々喘ぎ声に混じって自分が言っていることも意味がよく分からないものになってしまいますが、ポルチオを苛められて頭がふわふわしてきちゃうともう仕方ないんです。
「はぁぁぁん、あああぁん、すごい、しゅごっ……あぁぁぁっ!」
独特の絶頂感の中で幸せな感覚が子宮から止め処なく溢れてきて、頭が馬鹿になっちゃうんです。
それを見下ろしている寺田さんの目も性欲にギラギラしていて、今日は服も殆ど着たままで脱ぐのも待てずに求められているみたいで最高でした。
気持ちいい、気持ちいい、幸せ、ずっとこのままでいたい。
絶頂の声を上げながら、私の頭はそんな思いばかりでいっぱいになっていました。
もっとポルチオのコリコリしているところを擦って捏ね回して、そこにザーメンをいっぱいかけて欲しい。
赤ちゃんができたって構わない、ううん、むしろ寺田さんの赤ちゃんなら喜んで産みたい。
そんな気持ちでいっぱいになりながら、寺田さんのガチガチのおちんちんを絞るように絡みついているおまんこの肉の動きを感じていました。
出して、私の中にいっぱい。
心も頭も身体も、私の全てが寺田さんを求めていました。
寺田さんがくっと唸って、おまんこの中のおちんちんが大きくなってビクビクし始めます。
まだ大きくなるんだ……恍惚とした気分で、私はすっかりこのおちんちんの虜になっていました。
ビクンビクンという痙攣に合わせて突き上げられる度、コンドームの先端にザーメンが発射されれて膨らんでいくのを膣壁が感じます。
ああ、欲しい、もっと……
これを直に浴びせかけて欲しい……
そう願いながら、私は寺田さんに抱き付きながら全身を痙攣させていました。

終わった後、今日は寺田さんも一緒にお風呂に入ってくれて。
目の前で身体を洗うのはちょっと恥ずかしかったけど、なんだかいつのよりイチャイチャした雰囲気になっているのが嬉しかったです。
広い湯船に寺田さんが入って、私が背を向けてその膝に座って腕を回されると、恋人同士みたい。
拓也ともこんな風にはしたことなかったから、実際にはそういう関係じゃなくても拓也より距離が近くなっているのかななんて思っちゃいました。
「今日はびっくりしたよ」
その一言で、黒い下着のこと言っているのだとわかりました。
「今日の寺田さん、すごかったです……」
「あぁ、うん……確かにいつもの百合子ちゃんより煽情的な感じでよかったけど」
けど、と言われて肩越しに振り返ると、ちらりと見えた寺田さんの顔はほんのり困ったような笑顔でした。
「たまにはいいなって思うけど、僕は百合子ちゃんのいつもの姿も好きだからね」
「いつもの……白いやつですか?」
いつもはエッチする前はお風呂に入ってバスローブになってしまいますが、終わった後服を着る時には着けているところを見られているので、いつもの私の下着は大体分かっているでしょう。
「うん、白い肌に似合ってるし、清楚な感じっていうか……そういう百合子ちゃんが服を脱いで乱れちゃうところがいいんだよね」
そうなんだ。
単純な私は寺田さんにそう言われると、それなら黒い下着は時々にして普段は白いのにしておこうかな、なんて思うのでした。
こんなにエッチなカラダになってしまって、清楚も何もないと思うんですけど……
でも他の人もそういう印象みたいだし、普段はそういう印象に合わせて服を選んだ方がいいのかなと。
大人の女性には憧れるけど、私はまだ20にもなっていない小娘。
下手に背伸びしてもイタいだけだよね。
私もある程度大人なんだぞと示したかったけど、結局寺田さんに諭されて思い直すのでした。

 

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