百合子の秘め事-いっぱい中出ししてください・1

「もう、びっくりしたんですよ」
「ふふ、悪かったよ」
新学期が始まってから最初の休日、私は寺田さんの前で唇を尖らせていました。
数日後にこうして会う約束があったのに、LINEでも一言も言わずに急にラウンジにに来たものだから。
今日来ているのは、最初のデートでも海鮮丼を食べに来たお店です。
新旧のお祝いに何が食べたいか聞かれて、お祝いはもう貰ってるのになぁと思いながらもここの海鮮丼を思い出してリクエストしたのでした。
「次に行く時にはちゃんと伝えてからいくから」
「そうしてください」
「でも、百合子ちゃんしっかり仕事してたじゃない。様になってたよ」
「そうですかね……」
周りの先輩たちからすれば、まだキャストを始めたばかりのひよっこで、話術なんて言えるものもないから勉強しなきゃいけないことだって沢山あるのに。
とりあえず、時事について少しでも詳しくなれるよう、ネットのニュースをよく見るようにはなりました。
そうこうしている間に女将さんが海鮮丼を運んで来たので、今日も新鮮な魚介に舌鼓を打ちます。
「暖かくなってきて制限も緩くなるみたいですけど、どうなんでしょうね」
「うーん、行動範囲は広がるだろうけど、それはみんな同じだからね」
多少世間の状況も変わってきていますが、まだ慎重に過ごした方がよさそうだと頷き合います。
自由に動けるようになったら動き回りたいのは、行動派の人ならみんな一緒ですから。
私は行動派と言う程あちこち行ったりする人間ではないけれど、流石に籠っている期間が長ければ外に行きたくなる気持ちも分かります。
そうして人出が増えれば接触も増えて、また感染症の流行を招いてしまうかも……というのもありました。

ということもあって、食後は目新しいところには行かずに本屋や図書館で過ごしてからホテルへ行くいつもの休日コースです。
冬の頃より日が長くなって、まだ太陽の位置も高めですが……そこはあえて気にしないことにしました。
シャワーを浴びて温まった私の身体を、寺田さんは丁寧に愛撫してゆっくりと解していきます。
もうそんなに丁寧にしなくても私のおまんこはすごく濡れるようになってしまったのに、もう何回も同じ行為を繰り返しているのに、寺田さんの手つきはおざなりになることもなく丁寧に丁寧に、大切なものを扱うかのように私の身体を開いていくのです。
寺田さんの手にかかれば、私はもうみっともなく足を開いたまま甘い声を上げるだけになってしまいます。
おまんこから溢れる愛液で、私のナカを指が出入りする度にぐじゅぐじゅといやらしい水音が立ち、擦られ続けるGスポットとクリトリスへの快感に私は恥ずかしさも忘れてはしたない声を上げていました。
「はあぁぁ、あぁぁっ、イク、イク、だめぇ、もうイクからぁ……っ!」
絶頂間近の気持ちよさを享受しながらも、身体がそこから逃げようとビクンビクンのたうってしまいます。
それでも許して貰えずに追い立てられて、浮遊感を覚えながらビクビクと痙攣する身体を感じるのがとても好きでした。
私をたっぷりイカせてから、寺田さんは私のしどけなく投げ出された四肢に覆い被さってきます。
勿論、コンドームは着けずに逞しく反り返ったおちんちんをむき出しのままで。
「あ、あぁ……」
足を思いっきり開かされておまんこの入り口に熱い裸の亀頭が押し当てられると、これからこの生おちんちんに犯されるんだという思いが強くなります。
ビンビンに充血したおちんちんは、力強く膣肉を掻き分けて私のナカに入ってきました。
「はあぁぁぁぁっ、はぁぁんっっ!」
入ってきた感覚だけで気持ちいいのに、上向きのおちんちんの先端がGスポットを掻き毟ってきて、私は何度も腰を浮かせて喘ぎました。
気持ちいい、気持ちいいっ!
もっと擦って、ごしごしして!
声にならない欲求にお尻を振り立てると、おまんこの中もうねうねと寺田さんのおちんちんに絡みついていきます。
「生チンポ、そんなに気持ちいい?」
「んあぁんっ、気持ちいいですっ、おちんぽ、寺田さんの生ちんぽぉっ……!」
もう生でハメられている快感に夢中で、普段なら恥ずかしくて言えないような言葉もどんどん口にしてしまっていました。
「おまんこのナカ、すごいね。百合子ちゃんはどんな風に感じてるの?」
「あぅん、はぁぁぁ……!おまんこ、すごいのぉ……すごい、キュンキュンして、おっきくて硬いおちんぽがごりごりしてぇっ!ああっ、あっ、ふああぁぁっっっ!」
あまり意味を成さない言葉を羅列させながら、私はイッてしまっていました。
足の指にぎゅっと力が入ってビクンビクンと跳ねながら、ぎゅうぎゅうと膣壁が生おちんちんを絞るように絡みついているのが分かります。
「ああぁぅぅ、イッてる、イッてるのぉ、奥も、奥ももっとぐりぐりしてぇ……っ!」
Gスポットでイクのもすごく気持ちいいけれど、そこだけじゃもう私の身体は満足できなくなっていました。
お腹の奥が、ポルチオが切なくなって、キュンキュンと疼いているのを感じるのです。
「ああ、百合子ちゃんの一番好きなところも、気持ちよくしてあげるからね……!」
ズンと突き込まれた反り返った生おちんちんがポルチオに届いて、私の身体の奥から歓喜の悦楽が噴き出し始めます。
「ああぅぅぅん、んうううぅぅぅんっ、すご、しゅごいぃっ、くうううぅぅぅぅんんんっっっ!」
亀頭をクイクイと引っ掛けるようにしてポルチオを捏ね回され、頭の中も前進も幸せでいっぱいになってしまいました。
ぽわぽわと温かい中を浮かんでいるような感覚に、止め処ない快感がじわじわと溢れて満ちて、満たされている筈なのにどんどんどんどん増えていきます。
「あうぅぅぅ、はぅんんんっ、あぁ、あ……」
「すごいよ、百合子ちゃんのナカ……もう持たなそうだ……っ」
絶頂と多幸感の中、何処か遠い寺田さんの声と仲のおちんちんが膨らんでビクビクしてくるのを感じて、全身が喜びに震え上がりました。
「ううぅん、出してぇ、おまんこに、いっぱい出して、ナカにいっぱいっ……!」
「くぅっ……!」
寺田さんが腰を引いてぐっと突き入れてきた直後、おちんちんの先端が弾けたようにビュッビュッと激しい勢いで熱いザーメンがポルチオに叩きつけられました。
「あぅ、あ、あ、あぁぁぁぁっっっ!」
イキっ放しだった私はもう一段高いところに打ち上げられたような感覚の中、おまんこの奥に浴びせられるザーメンの勢いを感じていました。
なんて気持ちよくて幸せなんだろう。
こんな風にイケるのなら、赤ちゃんが出来ちゃっても構わない。
そう思えるくらいの快感に、私の身体は何度も何度も痙攣するのでした。
実際は、生みの苦しみの代わりに得られる快感だけを享受しているようなものなのですが……。
でも、ピルだって妊娠の確率は限りなくゼロには近づけても、100%じゃないんですよね。
万一の時は責任取ってくれるって、寺田さんは言ってくれるけれど……
自分が望んで生でセックスして貰って、中出しして貰ってるのにそういう覚悟を持たれているのは若干申し訳ないような気がしてしまうのでした。
奥でザーメンを出し切った寺田さんのおちんちんが、ズルリと抜けていきます。
「っ、あぁ……」
抜ける時膣壁に擦れるのも感じちゃいます。
封を切ったように私のおまんこから感じるザーメンの匂い。
間を置いて、奥の方からどろりと流れ出てくる白い体液に、本当に出されたんだという実感が改めて湧きます。
すごく気持ちよかった……
でもナカをいっぱいにしていた生のおちんちんがなくなって、ザーメンも流れ出ると身も心も寂しいような気がしてきてしまいます。
「気持ちよかった?」
「はい、すごく……でも……」
顔を覗き込まれて少し恥ずかしくなりながらも「ちょっと寂しい感じがします」と付け加えると、寺田さんは眉を下げて笑いました。
「もっとしたい?」
「は、はい……」
「素直だね。百合子ちゃんの素直なところ、可愛いと思うよ」
「あっ……」
仰向けだった私の身体を横に向けて、寺田さんは私の片足を持ち上げて挿入しようとしていました。
私の知らない体勢です。

 

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