百合子の秘め事-お風呂でヌルヌル泡まみれ

「大変だったね」
週末、待ち合わせをしていた寺田さんは会うなりそう言ってくれました。
人通りのある場所だから、そこでぎゅっとして撫でて貰ったりはできなかったけど、その一言だけでも先日遭ったトラブルでの嫌な気持ちがスッと消えていくような気がしました。
でもやっぱり、触れ合いたいな……
そんな気持ちが募った私は、お昼ご飯を食べた後少し散歩をして、早々にホテルに連れていって貰う事になりました。
人目につかないところって、結局こういうところしかないし……。

改めてぎゅっと抱き締めて貰ってよしよしされると、ほっとするのは確かですが段々自分って子供みたいだなぁとなんとも言えない気持ちになってしまいます。
「はぁ……」
「どうしたの?他にも嫌なこととか、悩んでることとかある?」
自分に対して溜息をついた私に、寺田さんは優しく尋ねてきてくれます。
「いえ、そういうことじゃなくて……私ってまだまだ子供みたいだなって」
と苦笑しちゃいました。
こんな体たらくではあと3ヶ月で二十歳になるなんて、まだまだ実感が湧きません。
「そうかな?いつまで経っても可愛げがある方が、僕は好きだけどな」
「もう……そんなこと言って」
可愛げか……と頭の中で少し考えます。
寺田さんが片思いしている美奈子さんは、私からしたらどこから見ても完璧な大人の女性で、それでも気を許せる相手には可愛いところもあるのかなぁ……なんて。
人間って強いばかりじゃいられないし、支えてくれる人には弱みを見せてもいいみたいな、そんな感じなのかなぁ。
色んな本や物語で書かれていたように。
「甘えついでにさ、一緒にお風呂に入るのはどう?」
「い、一緒に」
今からってことなのでしょう。
エッチの後に一緒に入ったことはあるけれど、ホテルに来て早々というのは初めてです。
でももう、一緒にお風呂に入るくらいは何度もしてるしな……と思いながらも、なんだかドキドキしながら頷きました。
だってお互いまだ服を着ているから、これから相手の目の前で服を脱ぐってことです。
裸だって散々見せているし、見ているのに。
なんでこうも、いざとなるとドキドキしちゃうんでしょうね。

洗面のある脱衣所に入ってそれぞれ服を脱いでいくんですが、やっぱり相手の方が気になっちゃいます。
寺田さんの方をちらりと見ると、こちらを気にする様子もなく慣れた手つきで服を脱いでいくので、私も遅れないようにシャツとスカートを脱いでいきました。
ブラを外す時は流石に、背中を向けます。
私のおっぱいなんて何度も見せてるけど、やっぱり丸見えの状態で脱ぐのは恥ずかしい。
「入ろうか」
下も脱いで裸になった私にはまだ触れずに寺田さんがバスルームへと促しました。
先にスイッチを入れていたので、バスタブには少しお湯が張っています。
お湯が溜まるのを待ちつつ、まずはシャワーを浴びて身体を洗うところですが……同時に入ったのだし背中を流したりとかした方がいいのかな?
そういうことをしたことがないので分かりません。
すると、寺田さんがボディソープを手に言いました。
「折角だし、洗いっこしようか」
「洗いっこ」
「そう、石鹸を泡立てて、お互いの身体で洗いっこするの。……なんて、おじさん臭いかな?」
お互いの身体で……それを聞いて、頬が熱くなりました。
同時に寺田さんもそういうことしたいんだと思うと、ドキドキしてしまって。
「や、やります」
つい口を突いて答えていました。
泡だらけの身体を擦り合わせて洗うなんて、なんてエッチなんだろう……そのまま盛り上がっちゃって、お風呂でセックスすることになっちゃうのかな?
私の胸は期待に膨らみます。
お風呂でエッチしたことはまだないから、やってみたい気持ちも強くて。
お湯を浴びて、ボディソープを泡立てている私は少しソワソワしていたかも知れません。
「て、寺田さん……」
恥ずかしいけど、泡立てたボディソープをおっぱいの上に盛って見せてみます。
「いいね」
なんて目を細める寺田さんの胸に泡を乗せたおっぱいを押しつけるように、抱きつきました。
「んっ……」
おっぱいで擦るようにして泡を塗り広げます。
ヌルヌルして、胸板に乳首が擦れて気持ちいい……。
寺田さんの背を洗うように手を動かしながら、上半身を擦りつけると私の乳首が寺田さんの乳首に擦れた時、小さな溜息を聞きました。
「……男の人も、乳首って感じるんですか?」
「うーん、少しかな。まぁ、くすぐったいってくらいだよ」
そうなんだ……折角あるのに勿体ないなぁと思いながら、私は気持ちよくて乳首や胸板に自分の乳首を擦りつけながら上半身を洗います。
寺田さんの手が、乳房を下から持ち上げるように愛撫してきます。
「やぁん、洗うのに集中できませんから……」
「僕も洗ってるだけだよ」
「そ、そうなん……あっ……」
そう言われると反論できないのですが、密着している下腹部にガチガチの熱いモノが当たってます。
「もう、洗ってるだけなのに……」
これじゃ洗う方に集中できないと思いながら、私は泡でぬるぬるの手をおちんちんに伸ばしました。
ああ、ビンビンに反り返っていて熱くて、ピクピクしていて素敵……
ここも大事なところだから、うっとりしそうになりながらも念入りに洗います。
カリ首の張り出したところも凹凸も丁寧に丁寧に。
そうしている間に、私の身体を寺田さんの手が丁寧に撫でるように洗っていきます。
すごく気持ちいい……湯気の立つバスルームの温度より、体温が上がっているのを感じます。
「僕も百合子ちゃんの大事なところを洗ってもいい?」
「あ……はい」
ぽーっとして頷くと、寺田さんの両手は私の足を広げさせるように添えられました。
あれ?と思った時には、泡塗れのおちんちんが私のお股の前にあって。
「折角綺麗に洗って貰ったからね」
そう言って、私のお股に挟むように泡々のおちんちんを差し込んできました。
「あ、ふぁぁっ……」
熱くて硬いおちんちんが、ヌルヌルと私のおまんこの表面を擦っていきます。
ソープの泡のせいか普段とまた違う感覚で、クリトリスと膣口周辺が擦れて気持ちいい。
これが素股なのかなと思いながら、寺田さんの動きに合わせて私も腰を前後に動かしていました。
「あぁ、あぁっ、気持ちいい、ですっ……」
夢中になって腰を振りながら、寺田さんのお尻の山を撫でるみたいに洗うだけになってしまいました。
ああ、でもこうしていると……早く中に挿れて欲しくなっちゃう……。
この反り返ったおちんちんで早くポルチオを突いて捏ね回して欲しいって欲求が、どんどん高まってしまいます。
「はあぁん、あん、はやくっ、はやく中に欲しいですぅ……!」
焦れて腰を振り立てると、滑って中に入ってしまいそう。
でも寺田さんはそんな私を宥めるように、腰をゆっくり撫でてきます。
「慌てないで、好きなだけしてあげるから、ね?」
「あん……っ!」
お股の間からぬるんと引き抜かれてしまったおちんちんを、私は物寂しい気持ちで目で追ってしまいました。
泡と私の愛液にまみれて、すごくいやらしい……。

 

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